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人生のディナーを召し上がれ「いのちと食の挑戦」
NHKBSプレミアム 3月16日(土)午後2:30~3:29


たまたま見たTV番組のおはなし。

意識的にコレをみよう!とせずリモコン片手に番組表を広げ
興味のあるものをチラチラ見るスタイルが基本の私。。
予め番組を詳細にこまめにチェックを入れて録画したり視聴する妹とは
偉い違いの正反対な人間。。そういう意味ではTVへの執着心は薄いのかも。
その妹はTVなどの情報はいちはやくコンシェルジュの様に
私の興味ありそうな番組をピックアップして教えてくれる。
全てではないが、とても有り難い。。感謝。

(TVに関しては)マメでない私は・・・
最初から最後までキチンと番組としてすべてを見終える事が少なくて、、。
そういう人の為に(?)NHKは再放送と言うサービスがあり、強い味方で
助かっているが、ほとんどが番組と言うものは日々刻々と変化し移り変わり、
流れていく・・・番組は本当に一期一会だなと痛感する。

ただ、【今このときに】出逢う番組には、
きっと私へのメッセージや意味があるのでは?
と、まるまる見れなくても雰囲気さえつかめれば大半がOK・・・で行く。
(私のいい加減なトコでもあり柔軟なトコでも・・笑。)

今回も例外なく途中からの視聴。
NHKだから再放送を切に願ったが、、今回はない様で残念。
ワールドプレミアムと言う海外向けのチャンネルならあるが、
日本では見れないので、今日の放送でEND。。
また何かの機会で見れるといいなと淡い期待をしつつ、見たところからの
感想を少し。。

番組内容
終末期医療の現場で、「食のチカラ」が見直され始めている。
大阪のある病院が去年11月、末期がんの患者に週に1度、
希望する食事をかなえる「リクエスト食」という取り組みを始めた。
多くの患者がリクエストする食は「若いころ食べたバッテラ」
「お母さんに作ってもらった卵焼き」など、一人ひとりの人生と結びついていた。
思い出の食は死と立ち向かう人に、特別な力を与えてくれていた。
「リクエスト食」の3か月間をみつめた。


NHK BS オンライン ドキュメンタリーHPより
⇒http://www.nhk.or.jp/bs/t_documentary/


よく『たべることはいきること。』と言うけれど、本当にそうだなぁ。。と
思った番組。
病気になると大体が食欲がなくなったり、不安や心配で食べれなくなる。
普段何気なく食べてる食事も具合が悪いと、こうも食べられないものかー。
と辛くなる。

入院すれば病院食になり、いつもの慣れ親しんだ味からは離れ、
食事の自由は奪われ、食べたい物が食べれない。
でも入院中て、病気療養が目的だから仕方がないけど、
楽しみってなくて、、唯一食事くらい?
短期の入院ならば、まぁ一週間やそこらで退院出来るし我慢するか。
でなるけど、長期となれば日に日に不満ばかりが募る様になる。
病気の症状や状態によって食べれる内容も異なるけれど、
食器もプラスチックで味気なく、お盆の上にこじんまり並べられた
器はいつも定位置。目で味わう・・そんな贅沢はまずない世界。
人によっては不味いから食欲失せて食べたくない。。て人も居る。

病気って、お医者さんや薬などの医療行為で全て治るか?と聞かれれば、
治ると言う土台の整備は充分だと思うけど・・そこからは自力と言うか・・
自分自身の治癒力が大きく関係して来るんだと思う。
良くなろう・・良くしよう・・とするチカラは元々人間に備わっている
パワーなんだと思うけど、元気ならばすぐ出せるパワーも、病気の時って
出難い。。その気持ちを作るのって、多分お医者さんや薬だけでは
出来なくて、出来てもまだ不十分なんだよね。・・と偉そうに思うんだよね。
では何が足りないか?早く治って欲しいと思う患者さんの周りの人の力や
支えてくれる人たちの想い・・そして踏ん張るためにも栄養=エネルギー。
つまりは食事、、がやはり大切であり大事なんだと見ていて感じた。

ここの病院での取り組みは患者さん自身のリクエストで週1回
栄養士さんや調理師さんがメニューを考えて提供しているんだそうで、
患者さんの食べたい物や思い入れがある食事を食べさせてくれる。
それだけではなく、食器類や盛り付けなどのこだわりや、
家族と水入らずで食べれる場所も提供していたりと、
患者さんだけでなく、家族にとっても優しい、あたたかく有り難い配慮と言うか、、
サービスでとても素晴らしいと思った。

ただリクエストを応えると言うのは当然コストもかかる訳で
(赤字?ギリギリとか言ってた様な。。)楽ではないそう・・。
食事代も普通の入院時にかかる料金内なので尚更経営にはキツイと。。

病気で苦しむ患者さんや家族を考えると・・どうにか続けて欲しい
取り組みだと思った。

だって、、フツーの入院生活では有り得ない、お酒飲んだり^^
すき焼き食べたりと病院食ではまず出てこないラインナップで。
驚いたけど、最期くらいは自分の食べたい物を食べる。
大切な人と自分達の空間で食べる。。
これ自然な事だと思うし、最後は『生きる・・』事につながるんじゃ
ないかなぁ。。ホスピスだからこそ、、なんだと思うけど。。

食のチラカを医療現場で、、と言う取り組みが個人的には
とても新鮮で、、凄いと思った。





ここからは余談。。

きっと命が終わる事って、残された人たちにとっては
とてつもなく耐え難く、物凄く辛くて悲しくて受け入れ難い事
なんだろうけど、人生がマラソンで言うフィニッシュならば、
自分の人生を生き抜いた主人公であるランナーは、長い長いレース
、自分の役目を立派に終え走り終えたたと言う事になるのかな。
そしたら素晴らしい日なのかも。

『人はこの世に生れ落ちてからと言うもの、
墓場に日々向かって歩いているんだ。。』

黒板に縦長の絵を描き示した映像が浮かんで来たが。。
・・どこかの会社の社長さんの話だったかなぁ。。
本当曖昧で申し訳ない、、

今を大事に生きなさい!
てメッセージだったと思う。


また、違う話では、

今まで死に損なった人はこの世に居ない。
時が来れば皆平等に死ねる。。

冷静になれば受け入れられる真実であり事実であるが、、
やはり、これが身内や仲のいい人に置き換えて考えるとなると
中々苦しいものがある。。


人はそれぞれ役目持って生まれてくる。
人はそれぞれ宿題を持っている。

後者は絵本で読んだ話だ。


この世での宿題が終われば、かえれる。。

宿題が終わらないと居残り。。


こんな可愛らしい話だったけど、何だか笑っちゃうけど、
そうなのかも・・・なんて思える。



と脇道に話が反れてしまった。





物事には必ず寿命があり逃れられないのだろう。。
だからこそ限りある訳だから、きっと『今』を頑張れるのかも知れない。
頑張るには『食』がいかなる時にも大切になって来るんだと
番組を通して思った。



おわり。





番組内容・情報
⇒http://www.ent-mabui.jp/program/3838
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